「私が“女性用風俗”を予約するまで」――KAIKANをきっかけに踏み出した、はじめての体験

「私が“女性用風俗”を予約するまで」――KAIKAN(https://kaikan.co/)をきっかけに踏み出した、はじめての体験

正直に言えば、私が「女性用風俗」という言葉を検索する日が来るとは思っていなかった。

きっかけは、仕事で大きなプロジェクトを終えた夜だった。達成感はあったのに、部屋に帰ると妙に静かで、誰かに「おつかれさま」と言ってほしくなった。恋人はいない。友人はいる。でも、ふとした瞬間に感じる孤独は、誰にも埋められない種類のものだった。

そんなとき、SNSで目にしたのが「KAIKAN」という女性向けサービスの名前だった。

興味半分、でも本気半分

最初は半信半疑だった。
「女性が利用する風俗なんて、本当にあるの?」
「危なくないの?」
「自分がそんなサービスを使うなんて、どうなんだろう?」

スマホを閉じては、また開く。
サイトを見ては、そっと閉じる。その繰り返し。

けれど、ページに並ぶ言葉は思っていたよりも穏やかだった。
“癒し”“安心感”“尊重”“女性のための時間”。

露骨な表現はなく、むしろリラクゼーションやコミュニケーションを重視している印象を受けた。セラピストのプロフィールも丁寧で、趣味や人柄が伝わってくる。

「少し話を聞いてもらうだけでもいいのかもしれない」

そう思えた瞬間、予約フォームに指が伸びていた。

予約ボタンを押すときの罪悪感

不思議なことに、予約を確定させるとき、私はなぜか“悪いことをしている”ような気持ちになった。

誰にも迷惑はかけていない。違法でもない。それでも、女性が性や癒しを「お金を払って得る」という選択に、どこか後ろめたさを感じていたのだと思う。

育ってきた環境の中で、「女性は受け身であるべき」という無言の空気を吸ってきたからかもしれない。

けれど同時に、こんな思いもあった。

「自分のためにお金を使って、何が悪いんだろう?」

その問いが、背中を押した。

当日の緊張と、意外な安心感

待ち合わせ場所に向かう道中、心臓がやけにうるさかった。
逃げようか、と何度も思った。

けれど、現れたセラピストは想像よりも自然体で、穏やかな人だった。
派手さよりも清潔感。
距離の詰め方もゆっくりで、まずは普通の会話から始まった。

仕事の話、最近ハマっているドラマの話、休日の過ごし方。
驚いたのは、私がこんなにも「聞いてほしいこと」を抱えていたことだ。

「頑張りましたね」
その一言で、胸の奥がじんわり熱くなった。

それは恋愛とは違う。
友達とも少し違う。
でも確かに、“大切に扱われている感覚”だった。

体験してわかったこと

具体的な内容を書くことは控えるけれど、私にとって一番印象的だったのは「安心して身を委ねられた」という感覚だ。

無理に距離を縮められることもなく、こちらのペースを何度も確認してくれる。その姿勢が、信頼につながった。

気づけば、緊張はほとんど消えていた。

終わった後、私は妙にスッキリしていた。
性的な満足というよりも、「誰かに肯定された」という感覚が大きかったのだと思う。

利用して感じたメリットと戸惑い

正直に言えば、良い面だけではない。

良かったこと

  • 自己肯定感が上がった
  • 孤独感が和らいだ
  • 自分の欲求を否定しなくていいと思えた

少し戸惑ったこと

  • 料金は決して安くない
  • また会いたいと思う気持ちへのブレーキ
  • 「これは現実の関係ではない」と理解する冷静さ

特に「依存しない自分でいられるか」は、考えたポイントだった。

サービスはあくまでサービス。
そこを見失わないことが、利用する上で大切だと感じた。

女性が“選ぶ側”になるということ

今回の体験で一番大きかったのは、「自分が選んだ」という感覚だった。

誰かに求められるのを待つのではなく、
誰かに愛されるのを願うのでもなく、

自分が、自分のために時間とお金を使うと決めた。

それは、思っていたよりも主体的で、強い行為だった。

女性が欲望や癒しを求めることは、特別なことではない。
ただ、口に出しづらかっただけなのかもしれない。

また利用するか、と聞かれたら

答えは「今はわからない」。

でも、あの日の選択を後悔はしていない。

あの時間は、
寂しさを埋めるためだけではなく、
「自分の気持ちを大切にしていい」と思わせてくれたから。

女性用風俗は、魔法でも救済でもない。
けれど、自分と向き合うきっかけになることはある。

もし、かつての私のように
「気になるけど、怖い」
と迷っている人がいるなら、伝えたい。

利用するかどうかはあなたの自由。
しない選択も、する選択も、どちらも間違いじゃない。

大切なのは、誰かの価値観ではなく、
あなたがどうしたいか。

あの日、予約ボタンを押した私は、
少しだけ、自分を好きになれた。

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